埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 180
■ 種類 学会発表
■ タイトル ダイオキシン類に関するリスク評価・発生機構・環境運命及び各国の対応
■ 著者 王効挙    埼玉県環境科学国際センター
杉崎三男    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2001
■ 誌名・巻・号・年 第4回在日学人と21世紀中国の発展国際研討会、2001年9月22日
■ 抄録・要旨 先進国では、ダイオキシン類(Dioxins)に関する研究が数多く実施されているが、途上国におけるDioxinsの発生と汚染実態等の研究は極めて少ない。そのため、Dioxinsの毒性、発生機構及び各国の対策等について概説し、途上国、特に中国におけるDioxins問題について論じた。 中国人の体脂肪中のDioxins濃度は18.5pg-TEQ/gであり、非常に低いと報道された。しかし、中国の都市周辺には大規模なゴミ収集場が存在し、低温で燃焼しているケースもあるため、大量のDioxinsが生成されていると予想される。また、Dioxinsによるゴミ集積場周辺の生態系や隣接する住民に対する健康影響も懸念される。このように、中国におけるDioxinsの汚染実態に関する情報は不足しており、事態の解明は急務で、重要な課題である。
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